妙見の森とは妙見山の中腹に位置し、兵庫県川西市の黒川駅からケーブル山上駅に隣接した能勢電鉄が運営する自然とふれあう事ができる遊びのエリアです。
山上の足湯

足湯に浸かりながら、「日本一の里山」と呼ばれる黒川地区の里山など、大パノラマな北摂の絶景に癒されます。
妙見の水

地下171mより湧き出した自然の恵みいっぱいのナチュラルミネラルウォーターです。お茶やコーヒー、水割りにしてもおいしいと評判です。
北極星入口駅

アート作家の鈴木貴博氏制作の、能勢電鉄の100年前の駅風景をモチーフにした北極星行きの駅。
次の列車はいつ来るかわかりませんが、この駅は自然の風景としてこれからもずっとここにあり続けます。
山上のブランコ

全国でブランコに関連したプロジェクトを展開するアート作家の友井隆之氏の作品。
展望デッキより空へ突き出すようなフレームに吊り下げられたブランコに思い出を乗せ鑑賞する作品で、実際に乗ることはできません。
出会いの妙桜(たえざくら)

エドヒガンの群落のシンボルツリーであるエドヒガンの大木(高さ21m、幹周り259cm)を“出会いの妙桜”と命名。
妙見山に咲く妙なる(素晴らしく)美しい桜の下で多くの人に素敵な出会いがありますようにとの願いが込められています。
かわらけ投げ

かわらけは古来、厄を落とす縁起物とされ、投げることで「厄払い」につながるとされてきた。
妙見山のかわらけは、山上の寺院、日蓮宗霊場能勢妙見山で祈祷(きとう)を受けており、霊験もあらたかという。
行基が開いたとされ、その後、源氏の祖である源満仲が妙見菩薩を祀ったのが始まりです。
妙見大菩薩の神格化する北極星は、昔から旅人の指針として仰ぎ見られてきたことから、人生の道を導き開いてくれる開運の守護神として深く信仰されてきました。
将棋の坂田三吉が関根八段との対局の前夜、屋根の物干し場で太鼓をたたいて「能勢の妙見さん頼んまっせ」と拝んでいたシーンは舞台でも映画でも印象に残ります。このセリフは勝負前の口癖になっていたほどです。
大黒堂

大黒天像を生涯に渡って彫り続けた吉岡一酔の大黒様が祀られています。吉岡一酔の大黒天像は、一度も沈まなかったことでも有名な戦艦長門など、各地に安置されています。
妙見山の大黒天様はちょうど百体目の作で、「出会いの鐘めぐり」の出発地点です。
神馬

北極星を守護する北斗七星に、補星1つを加えた8つの星にちなみ、境内には8頭の神馬がいます。商売や受験など、ここぞという時には、開運殿に加え、神馬のお馬さんにお願いすると運気が上がるといわれています。
信徒会館「星嶺」

1998年に建てられたこの建物は、妙見大菩薩の降臨をイメージし、北極星信仰の象徴である「星」と能勢家の家紋である「矢筈」をモチーフに、世界的な建築家高松伸氏が設計しました。
優れたデザイン・高い施工技術によって建てられた星嶺は、1999年に国内の優秀な建築作品に贈られるBCS賞(建築業協会賞)に選ばれました。日本国内の代表的建築物として、国内外問わず紹介されています。
歌右衛門の水

開運殿(本殿)の並びにある四代目中村歌右衛門が寄進した浄水堂の水は、能勢妙見山の境内の井戸より汲み上げた天然水です。
その水は氷河期時代より続く奇跡のブナ林に育まれたといわれる水で、全てを包み込む優しい味の水です。軟水の水なのでコーヒーやお茶もおいしく飲め、素材の味がよく出るためおだしを取るのにも最適です。
開運殿

能勢妙見山の本殿にあたる建物で、星の王様である妙見大菩薩が祀られています。
随所に施された立派な彫刻は、彫刻マニアでなくても一見の価値あり!
出会いの鐘伝説

能勢妙見山にある七つの出会いの鐘を探してお詣りすると、運命の人へと導いてもらえるといわれています。
鐘を鳴らしたら、「結縁の証」にスタンプを押していきます。
能勢妙見山 出会いの鐘MAP