自然文化園
日本万国博覧会当時、先端技術を駆使して建てられたパビリオンが林立する未来都市空間でした。
博覧会終了後パビリオンを撤収し、人工地盤の上にさまざまな樹木や草花を植え、自然の森を再生しました。
太陽の広場

博覧会当時は、この広場の上に大屋根が架かっていました。
また太陽の塔の周りには、母の塔(高さ12メートル)、青春の塔(23メートル)なども建っていました。記念撮影の人気スポットです。
梅林

約140品種・680本の梅が植えられていて、主な品種は「白加賀」や果肉が厚く梅干しにも用いられる「豊後(ぶんご)」で、ほかに一重の淡い桃色の「道知辺(みちしるべ)」、「八重寒紅(やえかんこう)」、「黄金梅(おうごんばい)」などの珍種もあります。
毎年、2月下旬〜3月上旬にかけて「梅まつり」が開催されます。
春の泉

小さな石の砦がいくつも生えた広場で、その名のとおり水が沸いています。
砦の中は洞窟状になっていて、螺旋状の階段を上ると砦の頂上に顔が出せるというユニークな穴場スポットです。
ソラード(空中観察路)

万博公園の人気散策スポットとなっているソラード(空中観察路)。高さ5~10mほどに造られた遊歩道は、普段、森の上を歩くことなどないので、鳥になった気分で自然散策することができます。
遊歩道の最後には高さ19mの展望タワーも立てられていて、そこからは360度の大パノラマが広がり、万博公園全体を見渡すことができ、まさに絶景です。
花の丘

春は菜の花とポピーそしてカモミールが、秋にはコスモスが咲き誇りさまざまな催し物が繰り広げられます。
森の足湯

広大な自然文化園を散策した後は、森林浴をしながらの足湯が楽しめます。
万博ビースト

万博記念公園に2020年にオープンした「BAMPAKU BEAST(ビースト)」はドイツ発の独自技術、六角形の足場を生かした世界最大級のアスレチックタワーです。
夢の池 サイクルボート

誘い合って乗ってみては。4人乗りと2人乗りがあります。
万博おもしろ自転車広場

街では乗ることができないユニークなおもしろ自転車が約40種類100台が集合。
日本庭園
日本万国博覧会時に日本の造園技術の粋を集めて作られた名園。東西約1.3km、南北約200mの細長い地形の園内は、西から東に流れるせせらぎに沿って上代から中世、近世、現代の4つの造園様式が取り入れられている。
深山の泉(みやまのいずみ)

平安時代は貴族の“寝殿造り”と呼ばれる邸宅に付随して「寝殿造り庭園」が作庭されていました。
「深山の泉」に立つ石は、島々を表し、手前の石敷きは海岸の多様さを表した洲浜をイメージしています。
平安時代の貴族は、この庭を儀式の場や遊興等に利用していました。
木漏れ日の滝

主瀑に使われている石は、庭園で最も大きく、その重量は1個で17tもある巨石が用いられています。
両岸にはモミジが多植され、新緑の薄葉を通す光や樹冠の隙間を通る木漏れ日、秋に真っ赤に染まった葉など、訪れるたびに違った表情を楽しめる紅葉渓の景色を呈しています。
千里庵の枯山水

茶室「千里庵」は、禅院の方丈(ほうじょう:居室)を象(かたど)って造られています。
室町時代には、水を使わずに石や砂、草木などで自然風景の山と水を象徴化する「枯山水」の庭が発達し、禅僧はこの庭の前で悟りを開こうとして日々座禅に取り組んでいたといいます。
松の洲浜(まつのすはま)

「松の洲浜」は、川が河口付近から海へと注ぐ姿を象(かたど)ったものです。
白い砂利のまわりにクロマツやハマボウなどの海岸に生える植物が植えられており、設計者である田治六郎氏は、ここに枯山水庭園の起源となる景観を再現した、と語っています。
心字池(しんじいけ)

「心字池」は、草書体の「心」という文字の形をした雄大な池で、園路を周遊しながら変化する景観を満喫して日本庭園の集大成を楽しむことができる、当園で最も規模の大きい場所です。
江戸時代は、庭の担い手となる大名によって、多くの庭園が作庭され、見るためだけでなく遊興等にも利用されていました。
つつじヶ丘

「つつじヶ丘」は、クルメツツジの園芸品種のほか、ヒラドツツジ、サツキなど多種類のツツジを群植し、「ツツジの名所」となるように作庭された場所で、赤・ピンク・白など多彩なツツジが咲き乱れる花のじゅうたんを楽しむことができます。
旋律の鯉池(せんりつのこいいけ)

「旋律の鯉池」は、現代庭園をイメージして作庭され、自然石を使わず、直線に切り取られた切石が、オブジェのように並んでいるモダンな庭であり、切石を山々がつながる様子と見立て、そこから湧き出た水が川を経て海に流れる自然の風景を描いています。
中央休憩所

中央休憩所からは、芝山(築山)を背景に、心字池、石組み、多くの名木、雪見灯篭など、日本庭園の成熟期にあたる華麗な「池泉回遊式庭園」の景観を鑑賞することができます。
寄り道
エキスポシティ

エキスポシティは約300店舗ある「ららぽーとEXPOCITY」と各大型エンターテインメント施設が一堂に会す、エンターテインメントとショッピングを融合した大型複合施設です。
海遊館が初プロデュースするミュージアム「ニフレル」、日本一高い123メートルの大観覧車「OSAKA WHEEL」など、体験型施設が集まっているのが特徴です。
https://www.expocity-mf.com/expo/